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◆「全然大丈夫。」

僕は今、伊勢丹にいてブログを書いています。
今はブログを書く以外、何も出来ないからです。
詳しく説明します。

今日は花が仕事て出掛けており、珍しく一人で次女の樹似(2歳)の面倒をみることになりました。
二人で過ごすことはレアなので、「どこ行こうか?」とか「何を食べようか?」とか割と戸惑いますが、困った時の子供の味方【ボーネルンド】で十分に遊び、欲しがったピンクのミニカーも買って樹似はご機嫌。
今日は樹似に時間を費やそうと腹を括っていたので、普段なら時間の浪費に感じてしまうような言動、例えば、目的地とは全く無関係なエスカレーターに「乗う(乗る)!」と言われては乗せ、やはり目的地と全く関係のない百貨店のベビーカーに「乗う!(乗る)」と言われては乗せて、樹似の言う通りに付き合いました。もちろん樹似は終始ご機嫌。父としての務めを100%果たした気になりました。

で、日も暮れ始めたので、何か食べようとおもい、伊勢丹のレストラン街でISETAN DININGに行きました。なぜココかと言うと、通路がめちゃくちゃ広いのでベビーカーでもスイスイ行けるし、他の店に比べて子供がいても良しとされる柔らかい雰囲気が漂っているからです。
席へ案内していただき、座って一息ついた途端、何が気に食わなかったのか樹似が絶叫して泣き始めました。どうやらベビーカーを受付に預けたのが気に入らなかったみたい。
一度火がついた樹似の泣き声は、とどまる事を知りません。「ねぇねぇ。」とか「大丈夫だよ。」とか言っても聞こえてません。涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃなので、樹似の声が店内に響き渡る中、リュックからウェットティッシュを取ろうとすると、隣りの席の方と目が合いました。そして、こう仰いました。
「大丈夫よ。大丈夫。みんなそうして来たんだから。全然大丈夫。」
その言葉を聞いた時、不覚にも泣きそうになりました。

電車に乗ると時々、大声で泣いている赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいます。混んでいる電車に気まずそうにベビーカーで入って来るお母さんがいます。店内で大声で泣いている子供に真剣に話しているお母さんがいます。
「まったくうるせーなー。ファミレス行けよ。」って思うかもしれませんし、「こんなに混んでる電車に乗って来んじゃねーよ。」と思うかもしれません。
けど、それは本人達が誰よりも分かってるんです。誰よりも気まずくて、申し訳なくて、もっと良い方法があったのかもしれない、電車に乗る時間をズラせなかっただろうか、もっと他のお店の方が良かっただろうか、そもそも何か買って来て家で食べるべきだったのだろうか、と思っているんです。

だから、「大丈夫よ。みんなそうして来たんだから全然大丈夫。」なんて素敵なおばさまに言われると、その大きな愛情に心から感動してしまうんです。

「あ、ありがとうございます。申し訳ないです。」と短く御礼を言うと、絶叫する樹似の目と鼻を拭き、一旦お店を出ました。抱っこしたり、歩いたりして、ようやく泣きやんだ樹似を再び連れて席を戻り、あんかけチャーハンです。
「何が食べたいか」ではありません。「何なら片手で食べれるか」です。
樹似は2分もしないうちに、再び絶叫し始めました。樹似を抱っこすると、クスンクスン言いながら、そのまま僕に寄り掛かって眠りました。
そうだよね。眠かったんだよね。
抱っこ紐を取ったり、ベビーカーにいれたりしたいけど、一ミリでも動くとまた絶叫して泣くのではと思うと、まるで動きが取れません。
右手が動く範囲でできる最大限は何かというと、携帯でブログを書くことくらいです。

そうゆうわけで僕は今、伊勢丹にいてブログを書いています。ブログを書くこと以外、何も出来ません。腰はもう爆発しそうです。
しかし、平和な時間が流れています。
あともう少しこの時間が続きますように。

◆「G-STEEL」広告に出演中!

We love G-SHOCK!
深々と降り積もるスノーホワイトをイメージした「G-STEEL」広告に出演中。
タフでスタイリッシュな「G-STEEL」。ホワイト×ゴールドの配色って本当ステキだよね。
G-SHOCK好きな兄にも贈ってあげたい。って時計ばっかあげてるな。笑
撮影時に行ったantenna(グライダーアソシエイツ)さんのオフィスがオシャレ過ぎました。そして、antennaが大好きになりました。

◆璃子の学芸会

小学5年生の璃子は、学芸会で主役の座を得ました!やったぜ!璃子。(ちなみに主役は、3人います。)
主役の決め方はオーディション形式。手を挙げたやりたい人が体育館で1人ずつセリフと歌を歌っていき、生徒の投票で決めるというもの。
オーディション前日から緊張している璃子に「とにかく元気に!恥ずかしがるのが一番サムい!」と言って送り出しました。

結果、璃子は緊張しながらも主役をゲット!
演目は、芥川龍之介の「杜子春(とししゅん)」。
震えるほど渋いじゃありませんか。
芥川作品の中では児童向けとはいえ、人間の内面にある美しさとエゴイズムを描く芥川作品と聞いて大人も興奮。期待が高まります。

本番を迎えるまでに、璃子は自分なりに歌と芝居の練習をしていました。
ソロパートの練習風景を見ていた花が「もっとお腹から声を出さないと聴こえないよ。喉で歌わないで、お腹から歌うんだよ。」と。
傍らで見ていた僕も「このシーンは杜子春がボロボロになっているんだよね?そしたら、そんなに大股で歩くかな?璃子ならどう?」と本気の演出。笑

リビングで練習を進めるうちに、小学生特有の「なんか笑っちゃう」モードに璃子が入り、ニヤついてやっていたら花が喝を入れました。
「他にもやりたかった子がいるんでしょう?それなのに璃子がニヤニヤやってたらどう思う?自分でやりたいって思って手を挙げたんでしょ?やるなら本気でやりなさい!」と。

本当にそうだよね。
そうだ!頑張れ!璃子!

その日以来、毎晩お風呂から渋めな歌詞の歌声が聴こえてきました。

そして、11月のある土曜日。今日は本番当日。
体育館は普段と違い真っ黒いカーテンが引かれ、壇上はスポットライトで照らされています。
前の学年の演目が終わり、いよいよ5年生の出番。
どの子も1年生の頃から見ているから、勝手に愛着湧いてます。笑

生演奏とともに第一幕が開演。
元は大金持ちだったのに、今は地位も名誉も財産もなくしてボロボロになった杜子春。
下手(しもて)から杜子春である璃子が出てきました。
力なくとぼとぼと歩き、目は虚ろ、全身から生気はなく、人々から嘲笑される姿はまさしく杜子春でした。
リビングで練習した通り、いや、それ以上の出来です。
まだ一言も喋っていないのに、その姿を見て、璃子の練習と気迫が伝わってきました。

ボロボロになった杜子春の目の前に仙人が現れ、再び財産を与えてくれます。
ここで璃子のソロパート。
「ああ ありがたい ありがたい 神も仏もない世の中で 捨てない人もあるものか」

璃子は、もう杜子春そのものでした。
懸命に歌う璃子の姿を見て、心から感動しました。

朝、「行ってきまーす。」といつも通り家を後にした璃子に、
普段、僕が帰ってくるといつも隠れんぼする璃子に、
休日には家族でごはんを食べることが大好きな璃子に、
きちんと自分の世界があって、その中で一生懸命生きているんだということを改めて確認しました。

璃子の親になることができて良かったといつも感謝しています。
親になる喜びをくれて、本当にありがとう。
子供たちはどの子もみんな最高の芝居と歌声で輝いていました。
今日は小さな学芸会で、大きな感動をもらった一日でした。

◆ナイロビの熱

ケニア ナイロビの夜。
10:00pm。タクシーを捕まえて野外のクラブへ行くと半裸の黒人男女が200人くらい群がってた。見渡す限りの黒人の中、黄色人種の自分は奇異の目で眺められる。観察するように、無遠慮に上から下まで舐めるような視線。地球の歩き方に書いてあった「ナイロビでは7:00pm以降に出歩くのは危険。」は本当のようだ。
ここでは完全なるマイノリティであることを嫌でも自覚する。
たどたどしくもビールをオーダーすると、ナイロビでは当たり前の常温ビールが手渡された。ビールは冷やして飲むものだと思っていたが、慣れてしまうと、むしろ常温ビールを好んで選んでしまう。慣れとは恐ろしい。
ぬるいビールを飲みながら、ここまで来たのだからと音に合わせて踊っていると、やはり半裸の黒人女性が僕の腰を両手でガッシリと挟み「Will you buy me?」と顔を近づけてくる。怪しい煙を吐き出してこちらに向かって盛んに何かを 話しかけて来る5、6人の男達。無表情な彼らの顔からは友好的な発言なのか、その逆なのか全く分からない。傍らでは生バンドの演奏が段ボール箱サイズのスピーカーを通して響き渡る。どこかで何かを焼いている匂いがする。そういえばここに来るまでにもドラム缶を囲んで何かを焼いている景色を2回ほど見た。
昼間に行ったスラム街よりも更に危険な匂いがする。気づけばさっきよりも男達との距離が近い。物色する目が今は隙を狙う目に変わっている。これ以上は危険だ。直感的にそう感じる。

それでも。

それでも知りたい。

知らなかったものを味わってみたい。

知らずに死ねない。

その衝動が恐怖に僅差で勝り、自分をそこに留め、更に奥へと進める。

異国の地を彷徨う旅は刺激的だ。
知らない事が多すぎる。

しかし、日本での生活もまた刺激的だ。
知らない事が多すぎる。

だから、発見に満ちている。
世界のどこにも行かなくても刺激的な毎日は送れる。
そのためにやるべき事はただ一つ。

好きな仕事を選ぶだけだ。

好きな仕事を選べば日常はいくらでも刺激的になる。知りたい事が溢れてくる。やればやるほどもっと知りたくなる。

奥へ奥へと進んでいけば、ナイロビで感じたあのヒリつく恐怖と、奇妙な興奮が迎えてくれる。

一度しかない人生。
好きな仕事を選ぼう。

◆取材【ninoya】サイトにて!

企業の広報・マーケティングのノウハウや事例を紹介する月間20万PVの【ninoya】さんのサイトにて取材していただきました!
PRは本当に僕たちもこれからが本格始動なので、全くもっておこがましい事は言えませんが…「スタートアップ流PR」という事で、現時点で僕たちが考えているPRについてお話させていただいてます。

創業以来、アクエリアスが大切にしている「子供達が憧れるような粋な大人を創出する」という理念をもとに、
僕たちが考える「これからのモデルの在り方」についても触れさせていただいています。

良かったら是非読んだり、シェアしたりしてみてください。とにかくこれからも我武者羅に頑張りますね!

インタビュー記事はコチラ

◆テクノロジーと自然

テクノロジーと自然。

昨日は、GoogleのGrowth Campにお声掛け頂いて参加して来ました!
とにかく太っ腹な内容。Googleってほんとに凄い。
話しかけると天気でも電車案内でも答えてくれるgoogle homeは各家庭に一台あるのが当たり前のアイテムになるだろうし、広告はgoogleのようなWEB広告がテレビ広告以上のシェアを占めていくのだろうと確信しました。
いや、せざるを得なかった。
だってさぁ、もうさぁ、すんごいんだもん。
え?それ無料なの?って所までやっちゃうんだもん。
まだ創業20年の会社が、世の中を少しずつ、確実に、グリグリと変えていっているんだと衝撃を受けました。

10:30-16:30と長時間だったにも関わらず、とにかく革新的な技術やサービスで6時間があっという間。
脳内が爆発的に活性化されたせいか、終わってから暫し放心状態。

テクノロジーが大好きです。

とはいえ、自然も大好き。

東京公園巡りにハマっている昨今。
近所の公園で今年最後かもしれないBBQ。
人間も動物だから本能的に自然を求めてしまうよね。空が広い場所が大好きです。

テクノロジーと自然。
改めてどちらも大好きだと感じた1週間でした。

◆TOKYO PARK LIFE

週末は家族で駒沢公園へ。
花が大好きなMr.FARMERでランチをした後にシンとこじろうに会いました。
こうやって書くと、どっちが犬かわからないけど、シン(ヒト科)とこじろう(イヌ科)です。

駒沢公園はバスケットゴールがあったり、ランニングコースがあったり、子供達用のチャリンココースがあったりと、噂以上に素敵な場所。
ファミリー用自転車に乗ったり、散歩したりした後、
隣接しているInspired by STARBUCKS でラテ飲んで「最高だなぁ。また来よ。」なんて言いながらブラブラと駐車場へ向かって歩いてたら、花の友達である華子さんご家族にばったり会えてビックリ。

駒沢公園は、会いたい人に会える場所みたい。一回で大好きになっちゃいました。いずれ近くに引っ越して来ちゃうかも。
とりあえず、また近日中に調査に来ます。笑

◆小学5年生!璃子の運動会

璃子の運動会。
朝から花のお弁当を持って応援に駆けつけました。

5年生ともなると、迫力ある種目が目白押し。特に騎馬戦やリレーは、最高に盛り上がります。
順位が何位だろうと、全力で突っ走る子供達の真っ直ぐな姿には、とにかく感動してしまいます。
どんなに劣勢でも最後まで戦う騎馬戦の男の子はめちゃくちゃカッコよかったし、リレーの時、ビリでバトンをもらっても「自分が奇跡を起こすんだ!」という表情で、勢いよくスタートしていく女の子は、めちゃくちゃ素敵だった。

子供達からもらえるエネルギーと感動は絶大。
観覧席の前を颯爽と走り抜けていく璃子もめちゃくちゃカッコよかったです。
今年も素晴らしい運動会でした。
みんな、今日はよく眠れそう。笑

◆Ramo Frutas Cafe1周年記念パーティー

義兄であるまーぼー兄ちゃんが担当するcafécompanyのRamo Frutas Cafe1周年記念パーティーへ。
果物大好きな花と璃子と樹似が、ずっと楽しみにしていたフルーツブッフェ。
グレープフルーツにストローが刺されたジュース、みずみずしいドラゴンフルーツ。定番の柿にハウスみかん。そして、なんとシャインマスカットは食べ放題。
おまけにスイーツはグルテンフリーという事で、花の心を鷲掴みにしてました。
僕は主に揚げ物とカレーを食べてましたが、カレーにもフルーツがふんだんに使われていて、あらま、so delicious!
1周年記念という事で、フタバフルーツさんによるフルーツのカットのレクチャーや、岡山県産の一粒500円といシャインマスカットが登場。
最後はお土産にオリジナルフルーツウォーターまでゲットして、まったくもって素晴らしいイベントでした。
銀座のど真ん中にあります。
女子は是非行ってみてください。
最高ですから。

◆〜現代を休む日〜 星のや京都 脱デジタル記

〜現代を休む日〜
星のや京都で脱デジタル。
僕たち現代人は、本当に日常が忙し過ぎますよね。
この前久しぶりに会ったTVマンの友達は、撮影して、車移動中に編集作業して、現地着いたらまた撮影してを繰り返して、何日も徹夜していたら身体を壊したって言ってましたもんね。
僕も移動中はほとんどPC打ってます。Wi-Fiをミストシャワー並みに浴びてます。
渡月橋に着くと、船着場から小舟に乗って星のや京都へ。
降り立つと、水の音以外は何も聞こえない幻想的な雰囲気に包まれています。
眼下に流れるのは絵画のように真緑の川。
空中茶室では悠然とした自然を眺めながらお茶を飲み、アートに触れます。
夜が明ければ、紅葉の隙間から溢れる朝の光を浴びながら朝ヨガをして過ごす。
いつもと同じ24時間とは思えない。
まさしく現代を休む日。
施設も食事もサプライズも素晴らしいですが、何と言ってもスタッフの皆さんのホスピタリティ溢れるサービスが素晴らしい。
まさしくアクエリアスが目指すのは、このレベルのホスピタリティだなとPCにメモしまくりました。
ふむ。この感覚。この刺激。すぐに仕事に活かそう。←現代を休んでない。

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