5月
20
受験生は旅先でも勉強。
快適過ぎる環境にむしろ勉強はかどります。笑
星のや軽井沢滞在中は、何度も瞑想をしました。
メディテーションバスという温泉があり、一面明るい光に包まれた「光の湯」と、光を一切遮断した真っ暗闇のお風呂「闇の湯」があります。
光の湯は普通の明るい温泉なのですが、闇の湯の方は本当に真っ暗。天井に弱々しい光がほんの少し漏れてるだけなので、最初はかなり怖いです。妻と娘たちは怖くて入れなかったとのこと。
僕も恐る恐るですが、闇の中を歩いていき、真っ暗闇の中、壁を触っていくと腰掛けを見つけました。そこに座り、座禅を組みます。
瞑想する時は必ず座禅を組みます。なぜか昔から座禅が大好きなんですよね。笑
自分の身体すら見えない真っ暗闇の中、聞こえるのは水の音と環境音。少しずつ心が落ち着いていきます。と同時に目が慣れてきて、身体がぼんやり見えて来ます。
頭の中の散らかった日常が、少しずつ整理されていきます。研ぎ澄まされていく感覚があります。
目を開けても閉じても真っ暗闇の中、不思議ともっと闇を求めたくなる自分がいます。闇の湯に入るのは、昼よりも夜の方がオススメです。何故かというと、闇が昼よりも一層濃いからです。闇の湯の造りは、コの字型になっており、日中だと「コ」の右端から光が漏れて来ます。夜だと光が全く入って来ません。精神を統一するためには、最高の環境かもしれません。
瞑想体験は、星のやのコンセプト通り、まさに現代を休む日であり、日常を整理する日です。また頭をクリアにして、日常へと戻っていきたいと思います。