海賊とよばれた男。

最高でした…
映画も観ましたが、やはり圧倒的に本が良い。amazonで買ったら、まさかのハードカバーで到着。ふむ。やっちまいました。
上下巻ともに重量級で、読み切るまでに結構時間かかりますが、その価値あります。

出光興産の出光佐三をモデルにした小説ですが、とにかく熱い。熱過ぎて泣ける。
激動の時代を力強く”日本人として”生き抜く人間の生き様に心の揺さぶられました。

何度も何度もヘビー級の困難が押し寄せて来るのに、その度に死に物狂いで奮起する姿と、何としても曲げない強い信念。
石油・ガソリンの事をよく知らなかったし、民族系の会社とか外資の会社とかの区別も全く無かったけど、これからガソリン入れる時には不思議と出光目指しちゃいそうなくらい、一気にファンにさせられる小説です。

最高ですので、まだ読んでない人は是非。