10年ちょっと前、大学時代の友達である良子がデンマークに留学に行き、帰って来た時に教えてもらった「ヒュッゲ」。

ヒュッゲとは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味。具体的には、家族や友人と暖炉を囲み、温かいコーヒーを飲みながら談笑したり、読書したり、愛に溢れるほっこりした時間を過ごすこと。そして、そこに流れる時間や空気感そのものも指します。デンマーク人のアイデンティティを表す大切な価値観。

「最高に豊かな考え方だなぁ。」と衝撃を受けたので、今でも鮮明に覚えています。

先週末、僕とまーぼー兄ちゃん誕生日を家族に祝ってもらいました。家族との誕生日パーティーは、まさにヒュッゲな時間。

手作りフルーツタルトのフルーツが山盛りだった話。保育園の入園が決まってホッとした話。オーナーのこだわりが詰まった宮古島キハダマグロのハンバーガーの話。誕生日プレゼントにビールがぬるくならないグラス(20,000円)を買った話。

大好きな人達と、大好きなものを食べる。

これぞヒュッゲ。

心に栄養が溜まっていく大切な時間でした。