梅雨入り前にも関わらず、まるで夏が到来したかのような天気が続きます。
ボーッとしていると、あっという間に秋の匂いが立ち込めてしまうので、中村家も生き急ぐかのように海にBBQにフェスにと繰り出しております。

そんな中、先日、長女のリコが林間学校へ行って来ました。二泊三日の間、自然溢れる八ヶ岳でハイキングしたり、子供達だけで料理を作ったり、夜はキャンプファイヤーをしたり、と聞くだけでも賑やかなイベント。
前日までにきっちり荷造りして、「行って来まーす!」と意気揚々と出掛けて行きました。

林間学校ってまだあるんだなぁ、そんな所は20年以上経っても昔も今も変わらないんだなぁ、なんて感慨にふけっていたら、中身は全然違いました。

二泊三日後。帰って来たリコは、なんかボーッとしている。山の中の生活でさすがに疲れたのかと思い、「リコ、おかえり!林間学校楽しかった?」と聞くと、「うん、楽しかった…ねぇ、パパ!最後の日が、告白大会になったんだよ!」と。

…告白大会?

なんか悪いことをしてしまった事を悔い改めるために懺悔するあの告白かね?なんて思っていると、そうではなく、恋の方の告白大会とのこと。「1年前から好きでした。」的なやつです。
いやいやいや、ナイナイの番組じゃないんだから、小学生5年生が二泊三日山の中で過ごした後に告白大会って…
え?今時の小学生5年生ってそんな感じなの?

そもそも小学生で付き合うとかカップルって概念あるの?と聞くと、告白して相手がOKの場合にはカップル成立、これを《リア充》ということにしているそうです。
使用例としては、「◯◯君と◯◯ちゃんは、リア充(=カップル)だね。」とのこと。
リア充の使い方が間違っているようでもありますが、まあ大枠では合っているようでもある。
ツーショットって言葉がカップルを意味するのも、元々は誤用から始まったわけですし、リア充がカップルを意味するのも、そのうち一般化するかも知れませんね。

リコも告白大会にきっちり一役買っていて、二泊三日の林間学校から帰って来たら急に高校生になって彼氏と手を繋いで帰って来るリコが、リアルに想像できるようになりました。
おかげで僕は二泊三日の間に10歳くらい年を取った感じ。こちらもリア10。

今朝もランドセルを軽々と背負って学校へと走っていったリコは小学5年生。身長が伸びるだけでなく、心も成長しているんだと改めて感じた二泊三日の林間学校でした。