伝説のクリエイターと言われたポール・アーデンが言うには、

「我々は、今までに綺麗な花を見過ぎている。」そうです。
だから、「実際に美しい花を目の前にしても感動が少ない。」らしいです。

 

なるほど。その通りかもしれない。
無知だからこそ出来る感動ってあるもんね。

 

今回、初めての直島。
以前から行ってみたいと思っていたけれど、やっと来れた。
存分に感動したいので、あえてインターネットで何も調べずに現地へ行ってみました。

 

結果..

とてつもなく感動しました。

 

バスキアの絵を初めて生で見れて感動したし、教科書でしか見たことないモネの絵は、実は、とてつもなく巨大で、説明がなくても圧巻でした。
アートの聖地である直島。本当に素敵だった。
無知って素敵。

 

でも、それ以上に心が震えたのは、雄大な自然美です。
写真を見てください。端から端まで自分一人しかいない砂浜。
その中に一人立ち、沈む夕日を見ていたら自然と涙が流れてきました。
翌朝、昇って来る朝日を見ていたら、力が湧いてきました。
視界の先にある瀬戸内海独特の島々の影は、本当に幻想的で、これも心を洗ってくれました。

 

旅を存分に楽しむためには、もしかしたら事前情報を入れ過ぎないことが大切なのでは、と今回思いました。
まあ、無知過ぎて帰りのフェリー1本乗り遅れましたが。笑

 

無知旅。オススメですよ。